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月刊チャイルドブックニュース

月刊絵本におかきいただいている作家、画家、写真家の中から毎月おひとりにインタビューをいたします。
このページは、そのインタビューをまとめたものです。
なお、この記事は小社の月刊絵本をご採用いただいている幼稚園、保育園の先生方に配布している冊子「ほいくえほん」にも掲載されています。
201911作者
チャイルドブックアップル12月号『おもちが きえる おもちつき』の
音森ぽこ先生です。
201911表1 
『おもちが きえる おもちつき』
作/音森ぽこ 絵/市居みか
音森ぽこ(おともり・ぽこ) 
青山学院大学大学院理工学研究科博士前期課程修了。第2回そよかぜコンクールにて優秀賞及び第15回創作コンクールつばさ賞童話部門にて佳作を受賞。作品に『おうちのいえで』(チャイルド本社)がある。夫の応援のもと、保育月刊誌を中心に創作活動中。2児の母 





――お話の着想のきっかけを教えてください。
息子が通っていた園の餅つき大会で、つきたてのお餅を丸めていたときに、つまみ食いしたことがきっかけです。つきたてのお餅は、本当にふわふわ。あれよあれよという間に、お手伝いの方たちのつまみ食い合戦に! そういうおもしろいことが起こったときには、決まって妖精がやってきて、お話の種を耳の中に落としていくようです。その種は、耳の中でお話をささやき続けるので、書き起こさないわけにはまいりません。
201912img01
ゆかいなお話は、息子さんが通う園の餅つき大会にアイデアを得たそう。
――2人の男の子のお母さんでもある音森さんですが、息子さんたちにもお話のアイデアをお話しされたそうですね。
このお話の最初のアイデアを息子らに聞かせたとき、「実はお母さんもたぬきなんだよ。人に化けてるだけよ。“ぽこ”という名前は、ポンポコだぬきのポコのことなの」と腹をたたいて見せたところ、息子らは信じて、兄の方は「たぬきなんてやだあ」と泣きました。息子(兄)の涙が染み込んだお話、読んでいただけたらうれしいです。
ここに注目してもらいたいという場面はありますか?
やはり、しかけの部分が見どころかと思います。しかけページをめくりながら、「そーれ!」「ぺったん!」と、いっしょに掛け声をかけて、くまおじさんを応援していただけると、動物たちも喜ぶと思います。
そして、つまみ食いの犯人を、ぜひ当ててみてくださいね。しかけページの絵をよーく見れば、きっとわかりますよ!
市居みか先生がとっても楽しい絵をお描きくださいました。できあがった絵をご覧になっていかがでしたか?
まず、市居先生、すばらしい絵を描いてくださって、ありがとうございます! どの絵もすてきなのですが、冒頭の場面としかけの場面が特に印象深いです。しかけページを見ながらお餅を食べてしまった犯人を想像し、犯人がわかってからもう一度冒頭の絵を見ていただきたいですね。最後のしかけは、とってもおいしそう! ラストでほっこり和みます。
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びよーんと伸びるお餅に合わせた、ダイナミックなしかけは迫力満点!
お話を創る際に、大切にしていることなどあれば教えてください。
自分の幼少期に、なににおもしろさを感じていたかを思い出すようにしています。また、なんらかの理由でさみしさを感じている子がいたとしたら、その子を楽しませることができるだろうかと想像することも大切にしています。
読者の方へのメッセージをお願いいたします。
くまおじさんは力持ちで気が優しく、ぶたこさんは手先が器用。かえるくんは間違い探しが得意で、うさぎちゃんとやぎさんは心が広い。たぬきくんは、いたずらっ子で遊び上手…。皆さんも、楽しいお話を想像してみてくださいね。動物たちも、もっと皆さんといっしょに遊びたいはずです。
それから、機会があれば、ぜひお餅つきに参加してみてください! とっても楽しくて、おいしいですから♪
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