チャイルドブック 保育用品総合カタログ 2025-2026
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アカマツ (マツ科マツ属)アローカリア (ナンヨウスギ科ナンヨウスギ属)エゾマツ (マツ科トウヒ属)スギ (スギ科スギ属)ヒノキ (ヒノキ科ヒノキ属)MDF (中密度繊維板/Medium Density Fiberboard)合板集成材 [広葉樹]イジュ (ツバキ科ヒメツバキ属)メルクシパイン (マツ科マツ属)ラジアタパイン (マツ科マツ属)ウォールナット (クルミ科クルミ属)カバ / カバノキ (カバノキ科シラカンバ属)キリ (ゴマノハグサ科キリ属)成形合板低圧メラミン化粧板天然木化粧合板 (突き板貼り)シナ / シナノキ (シナノキ科シナノキ属)ナラ (ブナ科コナラ属)ブナ (ブナ科ブナ属)ポプラ (ヤナギ科ヤマナラシ属)ラバーウッド (トウダイグサ科パラゴムノキ属)ラワン (フタバガキ科パラソレア属、ペンタクメ属、ソレア属)東南アジア産。ラワンはフィリピンでの呼び名で上記3属の総称。代表的な合板材として知られる。ホワイト系、レッド系に大別される。木目は不明瞭。軽く軟らかい材が多く、加工は容易。(レッド系はやや重い。)プリント紙化粧合板ポリエステル化粧合板メラミン化粧合板メラミン樹脂板と合板を貼り合わせたもの。テーブル天板などに用いられる。東南アジア、ニューギニア、オーストラリアなどに分布。材は淡黄褐色〜淡灰褐色で個体差が大きい。木目が不明瞭で広葉樹のように見える。軟らかく加工は容易だが、反りや割れを生じやすい。本州、四国、九州および朝鮮半島や中国に分布。木目は鮮明。材は硬いが、加工性はよい。樹脂分が多く、手入れをしながら使い込むと、あめ色の光沢が出る。家具材のほか、建築材として梁など、強度の必要な部分によく用いられる。アローカリアはナンヨウスギ属の学名。ニューギニア、オーストラリア産のフープパイン、クリンキーパインや南米産のパラナマツ、チリマツなどの種類がある。材は白色〜淡黄白色で比較的軽く、軟らかい。建築材、家具材のほか、合板材、割り箸などに用いられる。ノーフォーク原産のシマナンヨウスギは、特に樹姿が美しく、造園木や観葉植物として栽培される。北海道、千島、樺太などに分布するが、流通しているものの多くはロシア産。材は淡黄白色。比較的軽く軟らかいため、加工は容易だが、割れやすい。樹脂分は多い。パルプ原料に適する。日本特産。木目は鮮明。材は軽く軟らかいので、加工は容易。木目に沿って縦に割れやすい。特有の香気を放つ。家具材、建築材のほか、木箱、たる、割り箸など、幅広く用いられる。日本特産種。比較的軽く軟らかいので、加工は容易。弾力性に富み、耐水性、耐朽性に優れる。独特の香りや光沢を持つ。建築材、家具材などとして用いられる。同じヒノキ属に台湾産のタイワンヒノキ(別名タイヒ)があり、国産ヒノキのかわりとして利用される。(こちらはやや重く、樹脂分が多い。)木質繊維に接着剤を加え、板状に熱圧成形したもの。密度は0.35g/cm3以上、0.80g/cm3未満。表面が平滑で加工性に優れる。硬く重量があるが、水に弱い。家具材や建築材料として用いられる。大根のかつらむきのように薄く削った木材(単板/ベニヤ)を、木目が交差するようにして奇数枚貼り重ねた板材。板面が平均した強度となり、広い面積の板材を得やすい。原木としてラワン材、シナ材が多く使われる。幅3cm程度の板を木目が平行になるようにして、縦、幅両方向に(あるいは幅方向のみに)貼り合わせた板北米東部産。別名アメリカンブラックウォールナットなど。材は紫色を帯びた褐色。やや重く硬いが、加工性はよく、美しく仕上がる。深みのある色味に人気があり、高級家具材、ドア材、楽器材などとして用いられる。北海道南部以南の日本各地に植林される。近年ではブラジル、マレーシアなどにも植林、輸入されている。材は淡紅白色、ときに紫色を帯びる。国産材中、もっとも軽く軟らかい。割れや反りも少ないので、きわめて加工しやすい。マカンバ(マカバ)は、本州中部以北、北海道に分布。材は重くて硬いが、加工性はよい。美しく欠点の少ない材だが、良材が少なくなっている。同じシラカンバ属にシラカンバ(シラカバ)、ダケカンバ、アメリカ東部産のイエローバーチなどがある。いずれも家具材として用いられるが、マカンバよりやや劣る。無垢材を薄く削ったシート状の板(突き板)を合板の表面に貼り合わせたもの。合板でありながら、貴重インドネシア、フィリピン、マレーシアなどに分布。日本のアカマツと非常によく似ているが、アカマツよりやや重く、木目が不明瞭。建築材、家具材、パルプ原料など、幅広く用いられる。北米原産。現在はニュージーランドやチリなど南半球の造林から輸入される。比較的軽く軟らかいため、加工は容易。明るい色合いから建築材、家具材として好まれるほか、合板材、パルプ原料などとしても用いられる。奄美諸島、沖縄特産。材は硬く強じんで、シロアリにも強い。建築材として利用されてきたが、現在、大径木はほとんどない。材。貼り合わせることで広い面積を得る。また、一枚板より均質にすることができ、狂いが少なくなる。薄く切り出した板を何枚も貼り重ねて型に入れ、加熱プレスする方法で成形された板材。無垢材では難しい曲面を作ることができ、椅子の座板、背板によく用いられる。メラミン樹脂をしみ込ませた化粧紙をパーティクルボード、MDFなどの基材に熱圧着した板材。硬質で傷つきにくく、耐熱性にも優れた表面特性が得られる。日本各地に分布、蓄積量の大部分は北海道が占める。木目は不明瞭。軽く軟らかいので、加工は容易。合板材や鉛筆材として用いられる。同じシナノキ属にヨーロッパ産のリンデン(別名セイヨウボダイジュなど)や、北米東部産のバスウッドがある。家具材としては、国産のミズナラ(別名オオナラなど)や中国産のモンゴリナラ(流通はこちらが多い)などが用いられる。重く硬いため、加工はやや困難。まさ目面(丸太の中心を通るように製材した面)に虎斑(とらふ)という独特の紋様があらわれる。北海道南部以南の日本各地に分布、主産地は東北地方。材は白色〜淡黄白色。硬いが、弾力性に富む。薄く製材しても十分使えるため、成形合板に適する。同じブナ属に北米東部産のビーチや、ヨーロッパ産のヨーロピアンビーチがある。ヤマナラシ属は種類が多く、総称してポプラと呼ばれることが多い。ヨーロッパ、アジア、北米大陸に広く分布。挿し木で増やすことができ、成長が早いので、緑化や防風林によく利用される。材として流通するポプラは北米産のセイヨウハコヤナギやアスペン、コットンウッドなど。比較的軽く軟らかい。包装材、マッチの軸木、パルプ原料などとして用いられる。別名パラゴムノキ。南米アマゾン川流域原産。樹液が天然ゴムの原料となるため、東南アジアなどで大規模栽培される。材は灰白色〜淡黄色。比較的軽く軟らかいので、加工は容易。な無垢材の風合いを味わうことができる。木目などを印刷した化粧紙や色原紙を合板の表面に貼り付けたもの。印刷面に表面加工をすることが多い。耐摩耗性に劣るため、粘着テープやぞうきんがけで印刷面がはがれる場合がある。木目などを印刷した化粧紙を合板に貼り、その上から不飽和ポリエステル樹脂をコーティングしたもの。表面が硬質で、ある程度の強度があり、水拭きもできる。◦本カタログの主に【材質】項目に使用されている用語について説明します。[針葉樹]アガチス (ナンヨウスギ科アガチス属)木材の種類(樹種)について木材の加工や仕上げについて576本カタログに表記されている主な材質表示用語について

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