チャイルドブック 保育用品総合カタログ 2025-2026
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園庭遊具の安全・安心環境づくり遊具の耐久性(寿命)は、材料によって大きく異なります。また、設置場所(山間部・海沿い・工場地帯等)や使用頻度、維持管理などの条件によっても差が出ます。ここでは標準的な目安として紹介します。園児の安全チェック園児の変調サイン(鼻水、熱っぽさ、ふらつきなど)を見逃さないようにしましょう。かばん、水筒、手袋、マフラー、フード付き衣類など、服装に不適切な部分がないかもチェックします。【鉄製】約15年  【木製】約10年絵本・保育図書フリープラン園舎づくり椅子・机・テーブル収納用品保育備品ICT・業務支援・事務用品エクステリア・屋外用品防災・防犯用品給食用品保健・衛生用品乳幼児用品玩具・教材教具砂場用品・日よけプール・水遊び用品室内遊具園庭遊具運動用品行事・記念品・証書製作・描画用品視聴覚・楽器園児服・先生用ウェア特別支援教育・発達支援学童保育用品木製遊具の場合は、材質による耐久性のばらつきが大きく、乾燥や防腐の処理内容によっても差異が生じます。使用年数が少なくても、不具合を発見した場合には、直ちに使用を中止し、専門家や担当営業員にご相談ください。※専門家による定期点検は不具合の早期発見につながり、事故防止に役立ちます。※10年以上使われても、しっかりとしていて、さらに継続使用できる場合もあります。427①安全領域の確保子どもの動線を考慮し、接触、衝突を防止するための空間を確保する。②コンクリート基礎の処理地表面に露出したコンクリートが、つまずきの原因となったり、落下、転倒時に接触してけがの原因となることを防止する。③着地面、設置面の衝撃吸収着地面に緩衝材を敷きつめ、衝撃をやわらげる。遊具設置面に緩衝材を敷いて落下、転倒時のけがを防止する。遊具の標準的な使用年数遊具を設計する上で重要な5つのポイント遊具の日常点検と園児の安全チェックで事故を未然に防止しましょう。遊具の日常点検登園前、降園後に遊具のぐらつきや破損、部品の紛失がないかチェックしましょう。なわとび、砂場道具などの置き忘れチェックも重要です。遊具を設置する際に重要な3つのポイント園児たちが、のびのびと、元気いっぱい楽しく遊べるように…現在、チャイルド本社は一般社団法人日本公園施設業協会の「遊具の安全に関する規準JPFA-SP-S:2024」※に基づき、子どもたちが元気よく、安全に遊べるような遊具づくりに取り組んでいます。※「遊具の安全に関する規準JPFA-SP-S:2024」は、遊具メーカーなどで構成される一般社団法人日本公園施設業協会が、作成したものです。 2014年6月に改訂された国土交通省「都市公園における遊具の安全確保に関する指針(改訂第2版)」を踏まえ、安全な遊具づくりに必要な基準値がとりまとめられています。遊具の安全基準(設計・施工・維持管理)について「遊具の安全に関する規準JPFA-SP-S:2024」には安全な遊具を設計、製造、設置するためのさまざまな基準が詳細に記されています。ここでは特に重要なポイントについて簡単に紹介します。遊具の設置、使用に際しての参考としてご覧ください。①寸法設定幼児の体格、体位に合わせ使いやすく無理のない寸法で設計。②開口部・隙間頭、胴、手、足、指の挟み込みを防止するための形状、寸法で設計。③突起・出っ張り身体、着衣、持ち物が引っ掛かることを防止するための形状、寸法で設計。④踊り場、デッキ落下防止柵を設けるなど、不意の転落を防止するための形状や構造で設計。⑤使用年数の明示材料や部品の耐久性、寿命を考慮し、部品の交換時期、遊具の使用年数を明示。園庭遊具の安全・安心環境づくり

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