月刊チャイルドブックニュースの一覧はこちら

月刊チャイルドブックニュース

月刊絵本におかきいただいている作家、画家、写真家の中から毎月おひとりにインタビューをいたします。
このページは、そのインタビューをまとめたものです。
なお、この記事は小社の月刊絵本をご採用いただいている幼稚園、保育園の先生方に配布している冊子「ほいくえほん」にも掲載されています。
201904作者
もこちゃんチャイルド5月号『まんまる おはよう』の
やまじひとみ先生です。
201904表1 
もこちゃんチャイルド5月号
『まんまる おはよう』
作・絵/やまじひとみ
やまじひとみ 
宮城県生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。文房具やテキスタイルなどのデザイナーを経て絵本作家の道へ。絵本作品に『ひつじおばあさんのふとん』『ぎゅっ!してるのなあに?』(以上、チャイルド本社)がある。また、アトリエや子ども広場などでワークショップを展開している。 





――着想のきっかけを教えてください。
冬のある日、動物園へスケッチに行くと、「きつねやくま…みんな、まんまる! 眠ってる!」。動物たちが健やかに、まるくなって眠る姿は美しい…そう思ってこのときの感動を描きました。

201904img01

――今回のお話で特にこだわられた表現や、苦労した点はありますか?
おひさまの光の表現です。朝のお話なので、朝日を浴びながらスケッチを重ねました。また、「あたたかさ」や「目覚めるよろこび」を、光の形で表現しました。
――「おひさま」や「光」にまつわるご自身のエピソードはありますか?
子どもの頃の思い出にはよく、おひさまが登場します。山の上で白く光るおひさま、畳の上にぽつんとある日だまり、エネルギッシュなオレンジの夕日…。光のイメージは、そのときの感情かもしれません。 
――今回のお話は、どんな画材を使って描かれましたか?
透明水彩という絵の具と、クレヨラという、ツルッとした描き味が特徴のクレヨンです。ベースをクレヨラで描き、筆で絵の具をのせたり、紙版画や鉄筆で削ったりして描いています。  

201904img02
――ワークショップにも精力的に取り組まれているそうですが、内容を教えてください。
子どもたちに、自分の表現や物語を見つけてもらうために行うワークショップです。 

201904img02

はじめに、クレヨンや絵の具で画用紙いっぱいに色を塗って「じぶん色紙」を作ります。次に、色紙を自由な形に切ってから、カラーセロファン、毛糸、木片…いろんな素材をコラージュして作ります。できあがった色彩や造形はどれも独創的。子どもたちの言葉や物語そのものだと感じます。
――今後挑戦してみたい絵本のテーマはありますか?
「色」がテーマの絵本です。何年も構想を練っているのですが…。色の世界で思いっきり遊べる絵本を創ってみたいです。 
――最後に、読者の先生方へのメッセージをお願いいたします。
絵本を読んだあと、「おはようごっこ」をして遊んでみると、より楽しめると思います。子どもたちがまんまるになって、先生が「きらきらきら…」。みんなの背中をあたためて起こしていく遊びです。絵本が子どもたちへ元気をいっぱい届けられますように。
月刊チャイルドブックニュースの一覧はこちら

ページの先頭へ戻る