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月刊チャイルドブックニュース

月刊絵本におかきいただいている作家、画家、写真家の中から毎月おひとりにインタビューをいたします。
このページは、そのインタビューをまとめたものです。
なお、この記事は小社の月刊絵本をご採用いただいている幼稚園、保育園の先生方に配布している冊子「ほいくえほん」にも掲載されています。
チャイルドブック アップル3月号『どらねこ どこだ?』の
オームラトモコ先生です。
どらねこ どこだ? 

チャイルドブック アップル3月号
『どらねこ どこだ?』
作・絵/オームラトモコ

オームラトモコ 
東京都生まれ。会社員を経て、パレットクラブスクールを卒業後、主に児童書を中心にイラストレーターとして活動中。絵本の作品に『むしさん なんの ぎょうれつ?』(ポプラ社)、『たかい たかーい』(フレーベル館)、『すやんこ すやんこ おやすみなさい』(鈴木出版)、『おばけの パンこうじょう』(理論社)などがある。 




――絵を描き始めたきっかけについて教えてください。
絵を描き始めたのは、会社員を辞めたばかりで時間を持て余していたときです。なんとなく暇つぶしに絵を描いてみたら、なぜかすごくはまってしまって…。今から思えば、毎日毎日相当な枚数を描きまくっていました。もうその絵はないと思いますが(断捨離をしたときに処分してしまったかも)、奇妙キテレツというか、実在しない生き物のようなものをひたすら鉛筆で描いていました。周りの反応はかなり悪かったと記憶しています(苦笑)。

――そこからどのようにして絵本作家になられたのですか?
絵本作家になったきっかけは、東京・青山にあるピンポイントギャラリーが主催している絵本コンペでの受賞です。それまで、書籍や雑誌でイラストレーションの仕事をしていたのですが、絵本にも興味があり、いつか絵本を作ってみたいなあと思っていたので。受賞をきっかけに児童書や絵本の仕事をいただけるようになったのはラッキーでした。

――今回の作品『どらねこ どこだ?』はどんなところに着想を得て生まれたのでしょうか。
うーん。いつも、どの作品にも言えるのですが、改めてその絵本ができたきっかけを聞かれると思い出せないというか…(汗)。おそらく、その時々の気分や感覚で作っているのかもしれません。

――しかけがユニークな作品ですが、しかけ絵本を作るのはいかがでしたか?
しかけ絵本は、今まで観音開きなどのものは作ったことがあるのですが、穴あきなどは初めてだったので、苦戦しつつも、考えるのは思いのほか楽しかったです。穴あきページは、そのページだけでなく次のページにも反映されるので、絵柄のなかで自然にしかけが展開されるようにするのが難しかったですね。小さなダミー本で、何回もしかけ部分を工作する作業は、子どもの頃を思い出しておもしろかったです。

201901

――ねこを追いかける魚屋のおじさんがとても表情豊かで魅力的ですね。
今回のお話は魚屋さんなので、昔ながらの昭和っぽいおじさんかな…と。絵本はアニメと違って絵を動かせないので、表情で動きを出すイメージです。

――ここに注目してもらいたいというところはありますか?
物語とは直接関係ありませんが、ちょくちょく小動物が出てきますので(からす、はと、ねずみ、とかげ)、生き物好きさんに注目していただきたいです。

201901

――最後に、読者の方へのメッセージをお願いいたします。
ページをめくりながら、おじさんといっしょに自分も猫を追いかけている気分になっていただけたらうれしいです。

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